整体こらむ

腰痛対策ストレッチ

 

腰痛はいろいろな原因があります。腰部や臀部など身体の後ろの筋肉に着目しがちですが、お腹の奥の筋肉や太ももの筋肉が影響しているケースが多いです。身体の前側の筋肉が縮んで固くなると、背骨が圧迫されたり湾曲したり、骨盤の歪みの原因となります。ストレッチで前側を伸ばしてあげると、腰痛が軽くなることがあります。簡単なストレッチをお伝えします。①まず、うつぶせになります。②両方の肘を立て、上半身をささえて少し身体を反らします(過度に反らさないでください)。③肘を使いながらお腹の右側を伸ばしていきます。④左側も同じようにやります。⑤これを何回か繰り返します。⑥膝を立ててやると、ふとももの全面も伸びてさらに効果的です。気持ち良さを探しながらやってください。腰などに痛みや違和感があるときは行わないでください。

腰痛の原因

 

腰痛の8割は原因不明といわれます。施術で、腰の痛い箇所をもんだり押したりしてほしいと要望されることがよくあます。確かに、痛む箇所の筋肉をほぐしてあげると楽になることはありますが、根治にはならず、やりすぎるともみ返しにが起こって逆効果になります。マッサージチェアなどを使っているいる方は要注意です。腰痛の原因ば腰の筋肉ではなく、足やおしりや別の筋肉だったりする場合があります。また、内臓不調やストレスからくる腰痛もあり一概にいえないのが難しいところです。

背骨のゆがみ1

 

背骨は、椎骨という積木のブロックが積みあがるような形で構成されています。実は、がい骨の模型のようなきれいに整った背骨の人というのはあまりいません。長年の生活習慣や加齢から、本来の生理湾曲から外れた湾曲になってしまったり、ねじれが生じたりしているケースが多いです。では、背骨がゆがんでいるからといって、直ちに医療の治療対象になるかといえば、そうではありません。ある程度の背骨の湾曲や歪みや変形は想定内とされているからです。もちろん痛みや日常生活での支障があれば、治療の対象になりますが、痛みを緩和する対処療法や身体の動きを改善する運動療法が主となります。根本治療してくれないなら病院に行く意味はないとおっしゃる方がいますが、まずは、手術が必要なヘルニアや狭窄症など重度のケースでないかを調べてもらうことは大事だと思います。

背骨のゆがみ2

 

お客様で何回施術しても、すっきりと腰痛がよくならない方がいらっしゃいます。前かがみになると、背中から腰にかけて痛みがでるのです。背骨をチェックすると、椎骨が左にねじれているために、腰の右側に痛みが生じているようでした。背骨をだるまおとしのだるまに例えると、だるまさんのお腹の積木が少し回転してねじれているような状況でした。もちろん、痛みがなければ、大丈夫なのですが、痛みがあるということで、椎骨を正面に整える矯正を少しずつ行っています。現在は前屈の痛みが半分くらいに減ったとおっしゃっています。

骨盤のゆがみ

 

背骨の下部には、腹部にお椀のような骨が左右に2つくっついています。これが骨盤です。基本的に可動する骨ではないのですが、生活習慣や出産などでゆがみが生じます。骨盤がゆがむと腰痛や肩こりの原因となります。基礎がかたむくと、その上の建物もかたむくのと同じ。容易に想像できると思います。骨盤調整はいろいろなやり方がありますが、当院では施術の流れの中でソフトなやり方で行っております。

メガネや時計は身体に合っていますか?

 

しめつけがきつい眼鏡や手首に違和感がある腕時計、ネックレスなど付け心地が悪いものをつけると、身体がそれに反応をするのをご存じですか。力が入りにくくなったり、骨格が少しゆがんだりすることもあります。最近理由もなく身体がだるい・・・。眼鏡を例にすると、度数は合っているか、しめつけはきつくないか、材質は自分に合っているかなど考えてみる必要があります。無意識の反応なので、自分ではわかりにくいですが、筋力テストで見分けることができます。

塩分の摂りすぎに注意

 

塩分の摂りすぎは高血圧を引き起こすのは、よく知られているところ。塩分を構成するナトリウムを必要以上に摂取すると、筋肉がうまく働かなくなります。ナトリウムは、筋肉を硬くし、血管を収縮させてしまいます。捻挫や腱鞘炎などで炎症を起こしている場合は、特に採りすぎに注意する必要があります。

足の長さをそろえる

 

左右の足の長さ、意外に違っているものです。骨盤のゆがみや下肢の弯曲が影響しています。ところが、身体のある場所をつまむと、足の長さの差が改善するのです。あら不思議!ゆがみの少ない身体で、快適に過ごしたいものですね。

筋膜と遠隔施術

 

筋肉の表層には筋膜という薄皮のような膜があります。身体の各筋肉は、骨を動かす独立した存在ですが、筋膜は筋肉同士つながっていることが知られています。筋膜ラインを施術することにより、別の部位が楽になったりすることが、あります。足を施術すると、肩の上りがよくなったり・・・、身体って不思議なことがたくさんあると感じます。

加齢による足の衰えに注意

 

加齢により足腰が弱ってきます。足の衰えにより転倒のリスクが高まります。高齢の方が転倒により骨折すると、寝たきりになりかねません、リハビリが思うように進まないことがあるからです。転倒を予防するため、当院では下半身の動きを良くし、筋力の改善を図る下半身重点コースも行っております。「元気で長生き」の人生をサポートしていきます。ご自宅での運動のアドバイスもいたします。ご相談ください。

整体やマッサージを受けたいがどこへ行ったらいいの?

 

街中いろいろな治療院やリラクゼーションの店があふれています。疲れや不調箇所があるのだが、どこへ行ったらいいか迷うという話をよく聞きます。当院をご利用くださいと宣伝するつもりははありません(笑)。まずは、癒しや気持ちよさを求めたいのか、不調箇所を改善したいのか目的をはっきりした方がよいかと思います。両方求めたいというのが本音でしょうが、欲張るといい店に出会えません。不調箇所を改善したい方には、次のような治療院をおすすめします。①問診をしっかりしてくれる ②世間話より身体の不調箇所に向き合ってくれる ③施術前と施術後の検査をきちんと行ってくれる

施術の効果が長続きしない・・・

 

身体のつらさに我慢できなくなってから、整体院や治療院を訪れるという方は多いと思います。つらさのレベルがMAXまでいってしまうと、1回の施術でレベル0まで改善させるのは難しいでしょう。また、楽になったとしても、すぐに元に戻ってしまうかもしれません。まずは、つらさのレベルを半分くらいに安定させて、さらにレベルの軽減を図っていく必要があります。そうすると、短い間隔で治療院に通う必要がでてきます。つらさがMAXになる前に、早めのメンナンス、定期的なメンテナンスをおすすめします。

ひざが痛いドライバーさん

 

配送の仕事をしているドライバーさんから、ひざ痛の相談を受けました。歩き方を見ると、足先が外に向いて(がに股)になっているようでした。トラックの運転手さんは、アクセルやブレーキペダルの位置関係からがに股になってしまう方が多いようです。がに股になると、ひざの関節にねじれが生じ、ひざ痛の要因になります。つま先が外に開かない歩き方を意識するようアドバイスしております。

肘の痛み

 

テニス肘やゴルフ肘といわれるひじ痛。動かしたときに肘の外側や内側に痛みが出ます。スポーツだけが原因というわけではなく、仕事や日常生活から多くは起こります。上腕骨内側上顆炎や上腕骨内果炎といわれるもので、骨と筋肉を接合部分である腱に炎症が起こっている可能性があります。本来なら、無理のない状態で過ごして傷んでいる箇所の修復を待つのがいいのですが、痛みが少しマシになると肘に負担をかけてしまい、慢性化したり悪化させてしまう場合があります。対策としてストレッチは有効ですが、自己療法でがんばってやりすぎると悪化させる可能性もあります。ストレッチは、「気持ちがいい」範囲内で行うようにしてください。